犬が嫌いな人にとる7つの行動パターンと嫌われない為に出来ること

犬が大好きなのになぜかあまり犬から好かれなかったり、愛犬が自分にだけ懐かない、、などと感じることはありませんか?

自分では愛情をもって犬に接しているつもりでも、知らず知らずのうちに犬が嫌がる行動をしてしまっているのかもしれません。

今回は犬と仲良くなりたい!というあなたのために犬が嫌いな人に見せる行動や嫌われない為に出来ることなどをご紹介していきますね。

犬が嫌いな人に見せる行動パターン

では、犬が嫌いな人にとる行動パターンを一つずつ見てみましょう。

・唸り声をあげる

犬が嫌いな人に見せる一番わかりやすい行動が「唸る」ことです。

犬が唸る時は警戒している時が多く、「これ以上近づくな!」などと訴えています。

唸っている時はいつ攻撃に出るか分からない状態なので、無理に近づくのは危険なのでやめてあげましょうね。

・身震いをする

犬は嫌いな人や苦手な人に会った時に体を小刻みに震わせることがあります。

特に大人しい性格の子などは、体を震わせて意思表示をすることもあるのでしっかりと様子を見るようにしてあげましょう。

・視線をそらす

私たち人間も苦手な人とずっと視線を合わせるのが嫌なのと同じように、犬も苦手な人とはなるべく視線を合わせないようにしたいと思っています。

犬が視線をそらすのは相手に敵意がないことを表すことでもありますが、それと同時に「僕のこともほっといてね」と伝えていたりもするんですよ。

・尻尾を振る

尻尾を振っていると「喜んでくれている!」と思ってしまいますが、実は恐怖や不安から、嫌いな人にも尻尾を振ることがあるのです。

この場合は喜んでいる時とは違って興奮状態にあるので、近づいて手を出したりすると咬まれてしまうこともあるので気を付けましょうね。

・尻尾を立てる

犬が尻尾をピンと立てている時は周りを警戒している時や、他の人や犬に対して自分を強く見せるためにする行動です。

自分の尻尾を高く上げることで相手を威嚇しているので、急に近づいたりするのはやめてあげましょう。

・前足をあげる

犬は極度に緊張したり不安な気持ちになると前足を片足だけあげる仕草をとります。

これは自分の気持ちを落ち着かせるためだったり、相手に敵意がないことを示す意味もあります。

・鼻を舐める

犬は緊張やストレスで鼻を舐めることがあります。

鼻を舐めることで自分や相手を落ち着かせようとしている仕草でもあります。

こんな場合、犬に嫌われてるかも!

犬が大好きなのに避けられてる気がする、、、もしかして犬に嫌われているのかな?と不安に感じたときは以下の方法でチェックしてみてください。

・名前を呼んでも無視する

名前を呼んでも無視されたり反応がない時は、犬は名前を呼ばれるとなにか嫌なことがあると思っている可能性が高いです。

例えば「怒られた時に名前を呼ばれた」ことや「名前を呼ばれて行ったけど嫌なことをされた」など嫌なイメージを抱いているのかもしれません。

名前を呼びながら遊んであげたりお散歩してあげるだけで、犬は「名前を呼ばれると楽しいことがある」と覚えて名前に反応してくれるようにもなりますよ。

・撫でようとすると嫌がる

犬を撫でようとした時に避けるようにしたり怖がる仕草をするのは、スキンシップ不足が原因と考えられます。

何をされるかわからず恐怖や不安な気持ちになっていることが多いです。

また、普段から足先や顔回りなど触れられたくない所ばかり触られたり、いきなり触られてびっくりさせたことが犬に嫌われる原因の一つにもなります。

・後退りする

抱っこしようとしたり撫でようとする時に後退りするときは、相手を警戒している時などに見られる行動です。

以前の記憶から「なんか嫌なことされるんじゃないか?」などと感じ後退りしている可能性があります。

・距離を取られる

犬は信頼している相手には背中やお尻をくっつけてきたりしますが、嫌いな相手に対しては距離を取ることがあります。

犬が距離を取るのは相手を警戒したり危険に感じているからです。

犬に嫌われないために出来ること

では、犬に嫌われないためには一体どうすれば良いのでしょうか。

そのポイントは全部で4つ!

・視線を犬と同じにする

犬と同じ高さに視線を合わせることで犬との距離が縮めることが出来ます。

良いお手本は誰もが知っている志村どうぶつ園の志村園長です。

志村園長はどんな動物からも好かれていますが、その理由はどんな動物にも視線を同じ高さに合わせているからなんです。

ただ、警戒している犬に対してジーっと見つめるのは、逆にストレスを与えてしまうのでやめてあげましょうね。

・上から手を出さない

犬をなでるときに頭をなでることが多いと思いますが、犬にとって頭は目や鼻など敏感な部分が集まっている場所なので信頼している人以外には触られたくない場所なのです。

犬をなでる時は背中やお尻から優しくあげたり、慣れてない犬を触る時は手の甲を犬に嗅いでもらってからアゴの下からなでてあげると良いですよ。

・叱る時は名前を呼ばない

叱る時に名前を呼んでしまうと犬は「名前を呼ばれたら怒られる」と認識してしまい、名前を呼んでも反応しなくなってしまいます。

叱る時は名前を呼ばず「ダメ」、「ノー」などコマンドだけを言うようにしましょうね。

・優しい言葉がけを心がける

犬は人間の言葉はわかりませんが、声の大きさや高さで理解してくれようとしています。

大きい声や低い声は犬にとって威圧されているような気持ちになり、苦手だと思ってしまうことが多いので、普段犬と接する時はなるべく穏やかなトーンで明るい声で話しかけてあげましょうね。

まとめ

犬が嫌いな人にとる行動などをまとめてみましたがいかがでしたか?

大好きなに嫌われてしまうのは犬好きとしてはとてもショックなことですよね。

犬は賢く繊細な動物でもあるので私たちの何気ない行動が、犬にとって嫌なことだったりトラウマになってしまうこともあります。

大好きな犬と楽しく過ごし、嫌われない為にも今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみて下さいね。