子犬の甘噛みはいつまで?甘噛みする理由や対処法を徹底解説してみる

子犬の甘噛みはじゃれるように人の手や物などを軽く噛むことを言います。

「子犬は甘噛みをするもの」と思っていてもなかなか甘噛みが直らなかったり、色々な物を噛んだりしてしまう愛犬に困っているという飼い主さんも多いかと思います。

そこで今回は子犬の甘噛みをする理由や甘噛みをする愛犬への対処法などをご紹介していきますね。

子犬が甘噛みをする理由とは?

では子犬はなぜ甘噛みをしたがるのでしょうか。
それにはいくつかの理由があるのです。

・好奇心や遊びによる甘噛み

犬は人間の様に手足を器用に使えない代わりに、口で物を噛むことで遊びを行います。特に子犬は目に見える全てが初めて見る物だらけで興味がある物には噛んだりじゃれたりして確認したくなるのです。

また、甘噛みは遊びながら噛む力加減などを学んだりする大切な行動でもあるんですよ。

・歯が痒いから甘噛みしちゃう

犬は生後4~5ヶ月頃から歯の生え変わりが始まり、その頃から歯が痒くなり甘噛みが増えていきます。

生後6ヶ月から1歳になるまでには生え変わりは終わりますが、生え変わりの時期は歯がむずがゆくなり何かを噛まずにはいられなくなるようです。

・構ってもらいたい甘噛みするんだよ

飼い主さんに甘えたい時や構ってほしい時などにも甘噛みをすることがあります。

子犬が手に甘噛みをしてくると、つい声をかけたり触れたりして反応をしてしまいがちですが、そうすることで子犬は飼い主さんに甘噛みすると構ってもらえると学習し、飼い主さんに相手にして
ほしくて甘噛みを続けることもあるようです。

子犬の甘噛みいつまで続くの?

子犬の歯が永久歯に生え変わるのは大体生後6ヶ月と言われていますが、中には1歳頃まで生え変わりが続く子もいます。

生後半年を過ぎると歯が痒いことも少しずつ減ってきますが、子犬の時期は遊び盛りでもあるので歯の生え変わりが終わっても甘噛みが終わるというわけではないようです。

犬の性格も様々なので「いつまで」という決まりはありませんが、まだまだやんちゃな1~2歳くらいまでは甘噛みが続くこともあるみたいですね。

子犬が甘噛みする時の飼い主の対処法とは?

子犬の甘噛みは大人に成長していくうえで大切な行動でもありますが、そのまま放置してしまうと他の人や犬にケガをさせてしまうなどの思わぬトラブルに繋がってしまうこともあります。

では子犬が甘噛みをする時に飼い主はどんな対処をすれば良いのか細かく見てみましょう。

・人の手を噛ませない

飼い主さんの手を甘噛みする子犬は多く、なかなか直らないと悩んでいる飼い主さんも多いかと思います。

しかし人の手を甘噛みすることを放置してしまうとますますエスカレートしてしまい「人の手は噛んでいいもの」と認識してしまうのでしっかりとしつけをしてあげる必要があります。

その為には、子犬が手を噛んできても大きなリアクションは取らず、噛まれた瞬間に少し大きめの声で「ダメ」や「痛い」などと言って手を後ろに隠すようにしましょう。

これを繰り返すことで「これは噛んじゃいけないのかな」と認識してくれるようになりますよ。

・噛んでも良いものを与える

甘噛みは子犬が成長するうえで大切な行動でもあるので、完全に噛むのをやめさせてしまうと逆にストレスが溜まり問題行動が増えてしまう可能性もあります。

ストレスを解消させるためにも愛犬用の噛んでも良いおもちゃや硬めのおやつなどを、いくつか用意してあげると良いでしょう。

愛犬が一人で遊べるおもちゃや、飼い主さんと一緒に遊べるタイプのおもちゃなど、色々な種類の物があるので愛犬に合ったおもちゃを選んであげて下さいね。

子犬の甘噛み対策に効果的なグッズ

子犬の甘噛み対策やストレス解消などに効果的なグッズをいくつかご紹介します。

・コング

天然ゴムで作られた知育玩具です。

子犬用のコングは柔らかめのゴムで作られているので噛むことで歯のむずがゆさを和らげることが出来ます。

また、中が空洞になっていてその中におやつやドッグフードを入れられるようになっています。コロコロ転がすと中からおやつが出てくるので夢中になって遊んでくれますよ。

・ハーツ デンタルボーン

獣医師さんと開発されたおもちゃです。

柔らかめの素材なので子犬でも噛みやすく歯磨き効果もあり、ベーコンの良い香りもするので飽きずに噛み続けてくれますよ。

・ボンビアルコン デンタルアニマルズ

フリース生地で出来た柔らかい素材のおもちゃなのでゴムなどの硬いおもちゃが苦手な子などにお勧めです。

頭部には笛が入っていて噛むと音がなるので子犬も夢中になって遊んでくれますよ。

また、編み込み部分は噛むことで歯の汚れを落としてくれたり頑丈に作られているので、飼い主さんと一緒に引っ張り合いっこをして遊ぶことも出来ますよ。

まとめ

子犬の甘噛みについてご紹介しましたがいかがでしたか?

うちの子の甘噛みはいつまで続くんだろう、、、と不安になることもあるかと思いますが、子犬の甘噛みは成長していくうえで大切なことでもあります。

甘噛み対策のおもちゃをあげるだけでも改善されることもあるので、愛犬に成長スピードに合わせて焦らず時間をかけてしつけをしてあげて下さいね。